岩谷社長の同級生!? 研究開発部 知財・共同研究担当部長 兼 機械課2課 課長・桟敷和弥さんインタビュー
岩谷技研 研究開発部 知財・共同研究担当部長 兼 機械課2課 課長の棧敷和弥さんにお話を聞きました。
なんと棧敷さんは岩谷社長と同級生!?貴重なエピソードも聞けましたよ!
知財とは何?
知財管理部部長の棧敷和弥さんは、主に知的財産の管理と開発などのお仕事をされています。知的財産とは会社の中で開発したモノやデザイン、アイデアや発明などのことです。棧敷さんはその知財の中でもベンチャー企業である岩谷技研にとって生命線となる「特許」を担っていて、弁理士さんとやりとりしながら気球と気密キャビンにまつわる特許を数多く出願・取得しているのだそうです。
「知財は、似たような事業をしている他社に真似されたりとか、自分たちが作ったものを変なふうに使われないようにするための役割があります。」と、棧敷さんは知財に関して全く分からない我々インタビュアーに優しく丁寧に教えて下さいました。
棧敷さんのお仕事は知財がメインですが、最近では開発の仕事や、社外の委託の実験なども担当しているとのことで、とにかくお忙しいそうです。
「まあ大変ですよ」と淡々とクールに答えてくれる棧敷さんですが、そのクールな返答に並々ならぬ苦労が漂うのを感じました。
岩谷社長と同級生!学生時代の岩谷社長とは?
札幌出身の棧敷さんは、もともと宇宙への興味が高かったため北海道大学へ進学。その北大の研究室で、岩谷社長と出会ったのだそうです。
「え!岩谷社長と同級生だったんですか!?」と驚く我々。棧敷さんは「学生時代、岩谷を含めた友達と夜通し遊んだりしてましたね」と同級生らしい思い出を語ってくれました。「棧敷さんも岩谷社長も、夜通し遊んだりするんですか!?」とビックリして返すと、「そりゃそうですよ。普通の学生ですよ!(笑)」と大笑いになりました。
岩谷社長については「学生当時から一風変わった奴だと思っていた。」とのこと。さらに「学部2年のとき、岩谷社長は金融工学に興味があって、最初はそちらに進もうと思っていたみたいですね。」と、これまた貴重なエピソードを聞くことができました。
そういえば岩谷社長、学生時代に株で儲けたという天才的驚愕エピソードがありましたね…。
(※株についてのお話しは「【総力特集!岩谷社長インタビュー Vol.3】岩谷社長に聞いてみた!素朴な質問」をご参照ください)
岩谷社長から直接スカウトされる!かつての盟友が岩谷技研でタッグ
棧敷さんは大学卒業後、大阪にある会社に勤め始めます。そして、休暇などには北海道へ帰省して、岩谷社長と情報交換をしたりしていたのだそう。
そしてある時、苫小牧のラボにいる岩谷社長に会いに行った際に、帰りの車の中で一緒に気球の事業をやらないかとスカウトされます。その時はちょうど岩谷社長が気球による宇宙遊覧の実現を目指し、ベンチャー企業としての一歩を踏み出すために創業メンバーを探していたタイミングで、技術開発をサポートしてほしいと勧誘されたのだそうです。
学生時代、北海道大学の敷地で風船を上げていた頃から岩谷社長を見守ってきた棧敷さん、「誘われた時はもう行くことを決めていた。」とのことでした。
かつての同級生をサポートするために岩谷技研へ入社。当時はまだ3人ほどしかいない状況で、「どんどん新しいものを作っていきたい!」と胸を躍らせていたようです。その時の夢が着々と実現に向かっていると思うと、こちらまで胸が熱くなってきます!
「彼がやりたいことが出来る会社であってほしい」
岩谷社長のどんなところに興味をひかれますか?という問いに、棧敷さんは「彼がやりたいのは人の意識を変えること。いろいろな人に影響を与えている部分が面白いし、興味をひかれる。」
そして岩谷技研という会社に対しては、「なにより、彼がやりたいことが出来る会社であってほしい」と強く望んでいるということです。その一言に、立ち上げの時からずっと岩谷社長をサポートしてきた棧敷さんだからこその熱い想いが込められていると思いました。
同級生時代から固い友情の絆で結ばれている棧敷さんと岩谷社長。会社内では人が羨むほど「いつも楽しそうにお喋りしているんですよ」と、社員の方からタレコミがありました(笑)。
時にはぶつかり合い、時には励まし合い、同級生の頃から続く素敵な関係が岩谷技研を支えているのですね。
「これはドラマ化決定!」と我々インタビュアーは勝手に盛り上がりながら、棧敷さんとの素晴らしい会話の余韻に浸るのでした。