IWAYA INC.

岩谷技研は、新たな技術で人類が〝まだ見ぬ未来を創る〟会社です。

VISION

立花 隆氏の名著「宇宙からの帰還(1983)」には高高度から〝命の惑星〟地球の営みを眺める機会を得た宇宙飛行士たちの人生が、帰還後に激変した事例が数多く報告されています。地球を外から眺める。たったそれだけの体験が私たちの世界観を一変させる可能性があります。

近年、各国で宇宙開発が盛り上がりを見せ、一頃までの国家ミッションではない観光目的を含む多様な宇宙との関わり方が提示され始めています。ですが 2024年現在、そのほとんどは未だごく限られた人にしか門戸が開かれていません(経済的に、あるいは肉体的に)。

岩谷技研は誰でも頑張れば用意できる費用のみ、他にはなんら特別な訓練を必要とせず気軽に手軽に宇宙遊覧に出かけることを可能にする技術を開発しました。幼児から年配者まで全ての人を〝宇宙の入り口〟成層圏までお連れすること、すなわち「宇宙遊覧の定着」を目指して、日々開発と事業化を進めています。

FOUNDER

株式会社岩谷技研
代表取締役 岩谷 圭介

北海道大学工学部機械知能工学科 卒業
発明家

2011年、大学で航空宇宙工学を専攻する傍ら、気球の研究開発を開始しました。2014年頃事業化、2016年に(株)岩谷技研を設立。2020年、有人気球開発を始め、2023年には初めて高度10㎞以上の成層圏での飛行を実施。2024年7月17日には、国内初となる高度20㎞超での有人飛行に成功しました。

気球は「宇宙を見たい」という夢を実現する合理的手段であり、安全で安定し経済的で持続可能な新しい手法です。これまでより遥かに多くの人たちに宇宙の景色を届けることができるでしょう。

CORPORATION

(2024年11月1日現在)

  • 本社 〒069-0854 北海道江別市大麻中町26番地12
  • 江別研究所 〒069-0854 北海道江別市大麻中町26番地22大麻ステーションビルA棟
  • 制作部 〒069-0852 北海道江別市大麻東町4-11
  • 東京事務所 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町一丁目5番3号 X-NIHONBASHI内
  • 設立 2016年4月1日
  • 資本金 5,042万円
  • 代表者 岩谷 圭介
  • 従業員数 86名(役員を除く)
  • 公式サイト https://iwaya.biz/

役員一覧

  • 代表取締役 岩谷 圭介
  • 取締役CFO 中園 利宏(経営企画部 部長)
  • 取締役 田中 克(プロジェクト推進部 部長)
  • 社外取締役 赤浦 徹
  • 社外取締役 永田 晴紀(北海道大学 大学院工学研究院 機械宇宙工学部門 教授)
  • 常勤監査役 山下 義勝(元 北洋銀行 札幌営業部 融資担当部長)
  • 非常勤監査役 篠原 康弘(元 国土交通審議官)
  • 非常勤監査役 六川 浩明
  • 執行役員 鈴木 卓史(東京事務所 所長)
  • 執行役員 藤原 勇輔(開発部 部長)
  • 執行役員 山本 和幹(新事業開発部 部長)
  • 顧問 中臺 章
  • 顧問 佐伯 英隆(元 経済産業省大臣官房審議官)
  • 顧問税理士 税理士法人 池脇会計事務所

事業内容

  • 高高度有人気球の運用
  • 与圧キャビン設計開発
  • 生命維持装置の開発
  • 与圧スーツ設計開発
  • 長距離通信装置開発
  • 無人気球ペイロードの研究開発
  • 気球打上機器開発
  • ゼロプレッシャー気球の設計開発
  • スーパープレッシャー気球の研究
  • 水素気球研究開発

知財取得状況

  • 特許第6932408号 有人宇宙遊覧用気密キャビン
  • 特許第7118467号 空中の被写体を空中で撮影する手段
  • 特許第7013059号 内骨格式キャビン
  • 特許第7007005号 磁力連結による動力伝達機構
  • 特許第6994795号 アンカーパラシュート
  • 特許第7071771号 真空下でキャビン内の定温化装置
  • 特許第7153408号 気球の排気およびパラシュート化のための装備
  • 特許第7177562号 気球からの吊りひも取付方法
  • 特許第7164261号 換装式天頂部材
  • 特許第7213600号 緊急時のキャビン破孔部補修方法
  • 特許第7246797号 気球天頂の構造部材
  • 特許第7201284号 US11952095B1 多重窓構造
  • 特許第7201285号 キャビン内に吊り下げるシート
  • 特許第7309238号 US11952096B1 ヘリウムガスの回収方法
  • 特許第7343934号 気球からの吊りひもの構造
  • 特許第7425518号 キャビンに搭載される生命維持装置
  • 特許第7416506号 大型気球の天頂に用いる構造部材
  • 特許第6966826号 CN114506440B 気球用の挟み込み部材
  • 特許第7071770号 US11858642B2 真空下でのキャビン内の結露防止装置
  • 特許第7031920号 US11794906B2 CN115107983B 相変化物質を利用したキャビンの温度管理
  • 特許第7473266号 高高度気球用の補強された気密キャビン
  • 特許第7515932号 色彩またはフィルムを用いた気密キャビン窓の結露防止方法
  • 特許第7535833号 衛星または地上局を介して気球をコントロール可能なサーバ
  • 特許出願中 気球‐地上間の通信手段
  • 特許出願中 気密キャビン内の酸素濃度を維持する方法
  • 特許出願中 キャビン内から外部バラスト装置を操作する機構
  • 特許出願中 キャビン内から気球の天頂弁を手動操作する装置
  • 特許出願中 飛行終了時に気球を切裂いてガスを放出する装備
  • 特許出願中 キャビン内のボンベ取付け治具