Posts Tagged
‘メイトさん’

岩谷技研がつくる特殊な気球は、江別気球工場で「メイトさん」と呼ばれるパートスタッフが製作しています。メイトのみなさんは、2022年4月に工場が始動した時に12名の方が採用され働き始めました。メイトさんの中には、飯塚工場長が「和食料理店を作ろうと思ったら、なんと道場六三郎さんが働きに来てくれた感じ、幸運でした」と例える熱気球のスペシャリストの方がいて、その方を中心に気球製作が行われています。

「メイトさんに新しい仲間が加わりました」ということで、新しいメイトさんにインタビューを行いました。

 

成長産業である宇宙開発に興味を持った

7月1日に入社した熊谷さゆみさんは、アメリカの航空宇宙メーカーであるスペースXのニュースを見て、宇宙開発や宇宙ビジネスに興味を持ち、宇宙ベンチャーに関する本を読んでみました。そこで「岩谷技研」の名前を知り、求人を見た時に「宇宙開発は遠い世界のことだと思っていたけど、やってみたい」と思い応募したのだそうです。

とはいえ、昔から宇宙が好きで宇宙に詳しいのかといえば、たまに見上げる空をきれいだなと思ったり、プラネタリウムを見たことがあるくらいで詳しくはないので、これを機会に星空のことを学びたいと思い、江別市で開催してる星空観察会に毎月のように申込みをしてるのですが、人気すぎて落選ばかりなんですと教えてくれました。興味を持ったことに対しての行動力と、学びの意識が高いですよね。

 

メイトのみなさん達が凄いんです!

実際に働いてみてどうですか?と聞くと、真剣な表情になって「むずかしいです」と言うので少し驚きました。実は今までに他のメイトさん達にお話しを聞いている限りでは、「アイロンがけのような作業で楽しいですよ」と教えてもらっていたので、インタビュアーの私もできそうだな、やってみたいなと思っていたのです。

熊谷さんもものづくりが好きで、趣味で人形の服やお子さんの幼稚園バックを作ったりしていたので、最初は難しくないかなと思っていましたが、「みなさん当たり前にやってるのですが、溶着の作業が細かく繊細で、集中力もいるし緊張します」と熊谷さん。

まずはイベント展示用の気球を作ったのだそうですが、穴が空いていないことを確認するために試しに膨らませ、しっかりと膨らんだ気球を見た時には、とても嬉しい気持ちになったそうです。

「慣れれば簡単。自分のやり易いやり方を見つけて」とアドバイスされ、メイトの先輩一人ひとりからやり方のコツや技を教えてもらっているのだそうですが、まだ全然慣れないのだそうです。とはいえ、まだ作業を始めて一ヶ月程度なので、難しく感じるのも無理はないかもしれません。

みなさんは、丁寧だけどスピード感があって・・・ 簡単そうに見えるのもメイトさん達が経験を積み、効率やコツがすっかり身についているからなんでしょうね。

わからないことはすぐに聞いてと言ってくれるので、何回も聞いてしまうこともあるげど、その度にきちんと丁寧に教えてくれて、みなさんとても優しいです!と教えてくれました。

「作業はグループで行っていて、いつも二重三重にチェックするし、みなで話し合ったことを各自メモして確認しているのでミスにつながらないのだと思います」と、働くみなさんの様子をよく見ているところに熊谷さんのやる気を感じました。

「メイトさんの中には実験に同行される方もいらっしゃるので、しっかり仕事を覚えて、いつかは自分も実験に立ち会えるようになりたいです。気球にも乗ってみたいです!」と話してくれました。

 

岩谷社長と同じ年齢なんです

話しの中で、自分が岩谷社長と同じ年齢だと教えてくれた熊谷さん。子どもの頃に流行っていたことや、観ていたテレビ番組を尋ねて、どんな時代を過ごしてきたか盛り上がりました。

ダウンタウンのお笑いバラエティー番組が大人気でクラスメイトのみんなが観ていた世代だったのに、岩谷社長が松本人志さんを知らなかったというのは本当なのか?という話題に・・・(2016年の11月に放送された『クレイジージャーニー|風船宇宙撮影の旅 男のロマン!』の放送で、スタジオに登場した岩谷社長が、MCの松本人志さん、設楽統さん、小池栄子さんのことを「ごめんなさい、知らないです」と発言してお茶の間の爆笑を誘ったのは有名な話)。

 

7年の時を経て「クレイジージャーニー」に再出演した岩谷社長

ところで。熊谷さんとのインタビューを終えて数日後、話題に上ったテレビ番組「クレイジージャーニー」2023年8月21日の回に、なんと!岩谷社長が7年ぶりに登場したんです。

スタジオにいる3人と再会され、小池さんから「前回出演していただいた時は松本さんもバナナマンさんも私のことも知らないと仰ってましたけれど、目にする機会はこの7年間で…?」という問いに、岩谷社長は「意識していないので気付かなかったのかなと思うんですけど、見た記憶が…ありません」と返答し、お三方は苦笑い! 研究開発にお忙しい岩谷社長はテレビを見る機会がなかなか無いのかも知れませんね。

番組内では岩谷社長7年の軌跡と、2023年7月に達成した高度6,000メートル越え有人飛行試験の模様が公開され、たいへん感動的な内容でした!

江別気球工場でお仕事をされる前は「土器の復元」のお仕事をされていたというOさん。じつは気になっていることについてお話ししてもらいました。

 

過去から未来へ?!

「以前は建築関係の仕事をしていたり、ここで働く前は土器の復元の仕事をしていたんですよ」と教えてくれたOさん。江別には「江別式土器」と呼ばれているものがあるほど、遺跡などが多く存在しています。江別気球工場がある大麻地区は、昭和30年代に札幌市の住宅不足に対処するために開発された比較的新しい街だと思われがちですが、江別気球工場の近くにある大麻中町の「大麻5遺跡」辺りは縄文時代の集落跡だったそうです。

そんな縄文時代から人類の営みがある江別で、今こうして人類初の気球による宇宙遊覧旅行に向けての技術開発が行われていることに深い感慨を覚えるのは私だけでしょうか?

それはさておき、土器の復元作業なんて、うっかり手元が狂い割ってしまっては大変!失敗が許されない緊張感と細かい作業を想像しただけで肩が凝りそうです。気球も人の命を乗せるもの、失敗や事故があってはいけません。緊張や責任感は感じますが、細かい手作業やモノを作ることが大好きというOさん。溶着作業の時にも間違いや失敗がないように何度も何度も、自分がやったところをよく見て確認するのだそうです。

 

取材陣に逆インタビュー

さて、メイトさんにはいつもこちらから質問をするばかりなのですが、Oさんから「ここの印象はどうですか?」と我々取材陣にまさかの逆質問がありました。

いつお邪魔しても快く受け入れ、質問にも丁寧に答えてくれて、誠実で温かい方達ばかりだなと思っているので、働く皆さんの人柄の魅力も岩谷技研の大きな魅力だと感じています。

「いつも皆さんに会うのが楽しみで、考え方や思いを聞くのはとても学びになります」と答えましたが、質問に答えるって結構難しいものですね。

普段、お仕事をされている最中はなかなか趣味のお話しや、考えていること、どんな思いを持って仕事をしているか?などを話す機会はないと思いますが、少しでもそうしたパーソナルな部分に触れると、共通点を見つけたり、親近感を持ったりしませんか?「JOURNAL」が、みなさんの社内間コミュニケーションの一助になればと作成していますが、もうすっかり取材陣が岩谷技研のみなさんのことを大好きになってしまっているんですよね、と笑いました。

「中学校での岩谷社長の講演会にも、みなさんは行けなかったと思うので、ぜひ記事を読んでもらいたいです」と伝えると、話題は岩谷圭介社長のことへ・・・

 

健康第一でがんばってほしい

Oさんは以前に岩谷社長からのメールが朝3時頃に送信されていたという話を聞き、「ちゃんとよく眠れているのかな?」と心配になったのだそうです。

岩谷社長に限らず、実験を行う時には午前4時に現場に集合して作業を開始するようなタイムスケジュールとなることもあり、朝が早いのは仕方がないこととはいえ、睡眠時間を削られたり、体力勝負でもあります。

「忙しいのでしょうけれども、社員のみなさんにはちゃんと寝れる時には寝て、休める時には休んで健康のことを気にかけてほしいと、ついつい思ってしまいます」

聞けば、Oさんの息子さんと岩谷社長が同じ年齢なのだとか。R&Dで働く皆さんも、だいたい同じくらいの働き盛りの年頃かな?と思うと、余計なお世話とは思いつつ、みなさんの健康や体調の事が気にかかってしまうと言います。

まずは健康第一、その上でがんばってほしい。「夢の実現を私も応援したい」という気持ちでお仕事をされているのだそうですよ。Oさんは、愛情のこもった眼差しで周囲のことをよく見ていらっしゃるのだなと感じました。

空やプラネタリウムが大好きというHさん。岩谷技研で働くようになってから、空を見上げる機会が増えた・・・という方も多いのでは?

 

空を見上げてみよう

窓辺に行き見上げれば必ずそこにある空は、一番身近な自然。空を見上げる時には、背筋が伸びて胸が開く姿勢に自然となり、胸が開くだけでも交感神経が刺激されるため、気持ちが落ち着き前向きになる効果が期待できるのだとか。さらにその姿勢で呼吸をすると、深い呼吸ができ脳や内臓に酸素が行き渡ります。遠くの空や流れる雲を眺めているだけで、目の筋肉を緩める効果もあります。空を見上げると、良いことがたくさんありますね。

 

質問しやすい雰囲気

同じく空が好きだというHさんのご主人が岩谷技研の求人を見つけて、「こういう所で働けたら楽しそうじゃない?」と勧めてくれたのだそうです。Hさんもありきたりではない仕事内容におもしろそうと興味が湧き、ちょうど仕事を探していたタイミングでもあり思い切って応募してみました。

Hさんは、以前は販売業務をされていたので、面接の時には「人と接する接客の仕事と全然違い、工場での作業は黙々と行いますが大丈夫ですか?」と、今までの職種と全く別の分野であることを気遣った質問をしてくれたのだそうです。「もともと手作業も好きなので大丈夫です」と答えたんですよと教えてくれました。

工場がオープンするタイミングで採用された皆さんとは、スタートラインが一緒ということで、安心感を持って働き始めることができました。「気球のことはわからないことが多いですが、発言しやすい雰囲気があるので、気になったことはすぐに質問できます」。他の方がした質問を聞くことも、勉強になることが多いと感じています。自分では思いつかなかった意見や考え方に気づくことができ、日々もっとがんばろうと思うのだそうです。

 

平日と土曜日の雰囲気の違い

メイトさんは主婦業の方が多いので、土曜日にお休みを希望する方が多いそうです。シフトの組み方も、その人のライフスタイルに合わせて、希望した曜日に休みを取りやすいように工夫されている様子です。Hさんは、「私の場合は、土曜日にシフトを入れたい」と希望しているのだと教えてくれました。

メイトさんが多い平日では、和気あいあいと相談しながら「働きやすさをみんなで作っているような感じがあると思います」と話してくれました。

学生アルバイトが多い土曜日は、普段はしっかりしていて、頼りになる親切な学生さんが、学生同士で賑やかに話し合う様子が楽しそうで微笑ましく感じているそうです。平日と土曜日では、工場内の雰囲気がずいぶん違って、それぞれに良さがあって楽しいのだそうです。

 

いつの日か気球に乗って大好きな空に行きたい

「実験が成功した」という話が聞こえるたびに、自分達が作った気球が大好きな空に近づいて行っているのだなと思い、心の中でとても嬉しい気持ちになっているのだそうです。Hさんの仕事の様子や気球の進捗具合に興味津々の旦那さんにも、話せる範囲で様子を伝えると「ワクワクするね」と「いつか気球に乗って、空の中に入って満天の星空を見てみたいね」とご夫婦で話が盛り上がるのだそうですよ。とっても素敵ですね!

岩谷社長が作った絵本「うちゅうはきみのすぐそばに」を読まれた方も多いと思いますが、江別気球工場で働くメイトのMさんから、「ここで働くようになる前から、その絵本が家にあったんですよ」というお話を聞かせていただきました。

 

絵本「うちゅうはきみのすぐそばに」

Mさんは、3歳と6歳のお子さん二人を育てるママさん。M家では、毎年クリスマスになるとおばあちゃんが孫たちへ絵本をプレゼントしてくれるのだそうです。もうずいぶん前におばあちゃんから贈ってもらった一冊の中に「うちゅうはきみのすぐそばに」がありました。

一般的に「宇宙」とされているのは、大気がほとんどなくなる上空100キロメートル以上のこと。札幌市を起点に考えると洞爺湖までの距離が約110km。約100kmだとちょうど植松電機(人気小説「下町ロケット」のモデルとも言われているロケット開発の会社)のある赤平市に到着します。ものすごく遠い場所とされている宇宙ですが、洞爺湖よりも近いといえます。 ちなみに札幌〜江別間は約20kmほど。

「うちゅうはきみのすぐそばに」は、宇宙の入り口は行くことのできるNearSpaceであるということを実感してもらえるよう、0m、20m、100m・・・・・・地球から少しずつ離れていくとどうなっていくのかを、みねおみつさんの素敵なイラストで表現し、 地面から順を追って宇宙に行ってみる絵本です。

いつもの見慣れた街の景色から、普段は見上げるだけの空、そして、空の上はいったいどんなふう?美しく細部まで描かれた絵が気に入って、Mさんのお子さんたちも好きでよく読んでいるのだそうです。ママが岩谷技研で働くようになり、ご家族にとってさらに特別な一冊となったのではないでしょうか?

 

もしかして絵本の作者の同一人物?

Mさんがネットで岩谷技研の気球工場の求人を見つけ応募した時には、絵本と岩谷技研が頭の中では全く結びついていなかったのだと言います。

入社して働くようになってから、あれ?もしかして家にある絵本の作者「いわやけいすけさん」は社長の「岩谷圭介さん」なのかな?と思うようになり、工場内に置かれた岩谷圭介社長の書籍の中に「うちゅうはきみのすぐそばに」を見つけた時に、やっぱりそうだったのか!と確信し、さらに岩谷社長にお会いした時には「前にテレビで観たことある人だ!」と気がついたのだそうです。

岩谷社長が一人でふうせん宇宙撮影に取り組んでいた頃から、メディアの注目度は高く、「大泉洋の驚きジャパン」「情熱大陸」「クレイジージャーニー」などのテレビ出演が多数ありました。当時はさほど意識せずに観ていた番組かもしれませんが、こうして点と点がつながった時というのは、驚きと同時にワクワクするような感動を覚えますよね!

 

わからないことがあっても大丈夫

それまで子育てに専念されていたというMさん。生活リズムの変化や仕事と家庭との両立など、最初は不安や心配もあったそうです。特に子どもと過ごす時間がほとんどだった生活から、仕事を始めたことにより大人達との関わりがスタートしました。働いてみると「みなさん、とっても優しい」と、今では最初の不安はすっかり吹き飛んだ様子です。

仕事もグループで行うので、「一緒にやろう」と声をかけてくれたり、わからないことがあっても教えてくれるので大変ありがたいのだそうです。

メイトさんはシフト制でお仕事をされているため、前日の仕事の続きと言われても前の日にお休みだった場合、すぐにはわからないこともありますよね。お互いに教え合い、協力し合い、チームワーク抜群で働きやすいと感じている様子がお話からうかがえました。

10月某日。江別気球工場にお邪魔すると、いつもと何だか雰囲気が違います。今日はどんな仕事をしているのでしょうか?メイトさんに教えてもらいながら、作業の様子をリポートします。

 

ランチタイムの輪の中へ

江別気球工場には午後から取材に行くことが多く、作業の合間を見てメイトさんに声をかけたり、後半のランチタイム中にお話しの輪の中に入れてもらい一緒におしゃべりをしながら取材をさせていただいています。

昼休みは11:30から12:30までの前半チームと、12:30から13:30までの後半チームの2つのグループに分かれて、それぞれ1時間ずつ休憩します。

 

気球解体の作業

溶着作業をしている時にお邪魔することが多いので、長いテーブルのそれぞれの持ち場に近づいて作業の様子を見せてもらったり、どんなことをしているのか教えてもらいます。お邪魔してると思うのですが、みなさん快く質問に答えてくれ親切に教えてくれます。溶着の時は音楽が流れる中、それぞれが静かに作業に集中しているのですが、今日の作業は何だか慌ただしい雰囲気です。

「これは、気球の解体作業をしているんですよ」と一人のメイトさんが教えてくれました。実験が終わり使用済みになった気球を解体し、次回も使用できるパーツを取り除いているのだそうです。

 

江別気球工場に謎の2階がある?

「今日も開拓うどんに行って来ました」と昼休みから戻った工場長は、メイトさん一人と学生アルバイトさん達を連れ、工場の2階を整理整頓すると言います。

工場に2階があるんですか? ぜひ様子が見たいと申し出ると、まだ公開できる状態じゃないんですよ〜!と、今回はNG。逆に気になりますが、2階の様子が公開OKになった時には、改めてリポートさせていただきます!

 

気球のテープを抜く作業も効率的に

さて、解体作業を続けているメイトさん達は、普段はあまり行わない作業なので、やりながらもっと効率的に早く作業ができる方法をその場で考え「二つ折りにした方がやりやすい?」と声をかけて相談しながら行っています。どんどんテープを抜くスピードが速くなって、テープをまとめるのも要領がよくなってきて、あっという間に解体作業が終了しました。

2階の作業から戻った工場長も「きれいにまとめてくれてありがとう!」とメイトさんたちの仕事ぶりに感心されているようでした。

 

素晴らしいチームワーク

この日の最後は、これからつくる気球の作り方の説明があり、ミーティングが行われました。R&Dから気球の大きさや個数の注文を受けて気球を作りますが、どうやら今までのやり方と違う方法での指示があったようです。

「え?今までと逆なの?」「どういうこと?」と少し驚いて、一瞬戸惑っている様子でしたが、すぐに「どうすればできる?」と話し合いが始まりました。メイトさんの中に、気球に詳しい方がいらっしゃるようで、その方を中心に「これはこういうことでしょ?」と話し合いをしています。

今までと違うやり方にも「いろいろ試してみればいいんだ」「これでできそう、やってみよう」と最終的には前向きに話がまとまっていました。

明日のシフトを見て、今日の話し合いの様子を申し送りできるメンバーを確認してミーティングが終了。

一人一人がより作業が効率的にできるよう自発的に考え、それを共有しながら協力しあって、生産性を上げていくチームワークの良さが素敵でした!

土曜の午後、この日は学生アルバイトさんと一緒に作業をされていたメイトさんの一人、Kさんにロックオン!岩谷技研でお仕事を始めたきっかけなどを教えていただきました。

 

江別市大麻に気球工場が新規オープン!?

福祉関係の施設で食事作りの仕事をされてたというKさん。たまたま求人サイトを何気なく見ていた時に「新規オープンの気球工場で気球製作スタッフ募集!【未経験者歓迎】」の求人を見つけます。

この地元大麻に?工場ができるなんて!これはなんだ?!と衝撃を受けたと言います。

「もし、気球工場が札幌にできるという話だったら、そうなんだと思っただけで、あまり気に留めなかったと思います」とKさん。

気球工場がなぜ江別に?確かにそれは、全江別民が疑問に感じたことでした。しかも「宇宙旅行」を目指す気球を製作するという、夢のあるお仕事です。

知識・経験不要!とあり、「やってみたい!」と咄嗟に思ったそうです。すぐに夫に相談したところ、宇宙が好きだという夫さんも「いいね、やってみたら?」と背中を押してくれました。

 

実際に仕事をしてみた感想は?

「思った通り、毎日楽しく仕事をさせていただいてます」とニッコリ。

求人を見つけて最初に感じた時の驚きとワクワクした気持ちで、いつもこの世界は何なんだ?!と思いながら、自分にとって新しい世界での試行錯誤の取り組みが楽しいと話してくれました。

Kさんは食事作りをされていただけあって、「きっとモノづくりがお好きなんですね」と聞くと「いや、それがそうでもなくて・・・」と意外ですが、大雑把で細かい作業が得意な方ではないとおっしゃいます。

 

岩谷技研では今後さらに大きな気球を作るようになった時にメイトさんの数を増やし作業をする可能性がありますが、やってみたいけど、どうしようと求人応募に躊躇してしまう方にとっては、Kさんのお話は「私にもできるかも?」と一歩を踏み出すきっかけになりますね。

 

学生スタッフさんが使いづらさを解消「助けられています」

「工夫して作るのが得意な方がいて、これも得意な方が作ってくれたもので、とても使い易いです」と一目で幅が分かりやすいように、マスキングテープをラミネート加工して作ったオリジナルの物差しを見せてくれました。

学生スタッフさんが、作り方を丁寧に説明してくれたり、イージーシラーの使いずらさを千葉さんが解消してくれたり、皆さんで協力しあって、日々作業がしやすくなっていることに、「とても助けられている」と周りのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいなのだそうです。

 

チャンスがあれば気球にも乗ってみたい!

Kさんも映画のスターウォーズや、バック・トゥ・ザ・フューチャーが好きなので、岩谷社長がバック・トゥ・ザ・フューチャーが好きだと語られている記事を読んだ時には親近感を感じたそうです。

またKさんは「チャンスがあれば気球にも乗ってみたい」と目をキラキラさせていました。

思い切って新しい世界に飛び込んでみる!そんな勇気と好奇心いっぱいのKさんのお話しを聞いていると、私までワクワクしてきて、Kさんからワクワクのパワーをいただいたようでした。