関係者向け 活動報告 No.4
いつもお世話になっております!岩谷技研です。
岩谷技研の最新ニュースをお届けします。
宇宙遊覧フライトをサポートする車両を紹介します。
宇宙遊覧フライトの離陸地点では、皆様にお乗りいただく「キャビン」やヘリウムガスを運搬する大型トラックをはじめ、たくさんのサポート車両が活躍します。
その1つが、岩谷技研のブランドカラーに塗装されたワゴン車です。
この車両は、パイロットとの交信のための地上管制基地になったり、気球の着陸地点に先回りする追跡車両になったりと様々な用途で使われる必需品です!
パイロットは、気球の着陸時、なるべく安全な地点を選択するように操縦を行うのですが、その際の目印となるのもこの車両です。車両の屋根には識別用の対空表示として1~3までの数字が記載されていますので、ぜひ実際のフライトで見つけてみてください。
いつか、この車両を街中で見かけたら「あ!宇宙遊覧の会社だ!」と、多くの皆様に認知してもらえるよう着実に事業を進めていきます。
社の原点は「ものづくり」にあります。
弊社代表の岩谷圭介の研究開発の原点に、「“やってみる”から始めよう!」というキーワードがあります。世の中に存在しないものや、高価で手に入りにくいものでも、科学の力を駆使して身近なもので再現できないか、挑戦を繰り返してきました。
このDNAは現在の会社にも引き継がれており、社内には複数の3Dプリンターが並び、様々な研究に活用されています。宇宙遊覧フライトの「キャビン」の1/10スケールの展示用模型も自社の3Dプリンターで製造されました。
先日、代表岩谷の母校である北海道大学様とのご縁で、弊社の3Dプリンターを寄贈するプロジェクトを実施しました。未来の研究者たちが育っていく姿を想像してわくわくする瞬間となりました。
協力:北海道大学 大学院工学研究院 機械・宇宙航空工学部門 材料力学研究室
水難救助訓練を実施しています。
宇宙遊覧フライトでは、安心・安全を最優先として、機材の確認やパイロットの練度の向上はもちろん、宇宙遊覧フライト当日の気象予測データを加味した最新の予測モデルを用いて、離陸から着陸までの経路を精緻に予測します。
着陸場所は、商業地帯や人家、高圧電線などを避けた平地を選択しますが、万が一、川や湖沼などへ着水した場合に備え、運行に携わる社員への水難救助訓練を複数回にわたり実施してきました。様々なリスクを洗い出し、適切な対処を想定することも、安心・安全への取り組みの一つです。
また、こうした訓練は、将来的に離陸時の衝撃が少ない海上での着陸(着水)を行うことにも備えた内容となっています。