見えない力で支える 経営企画部 課長・北條智也さんインタビュー

岩谷技研の経営企画部 課長・北條智也さんにお話を伺いました。北條さんは北海道・帯広出身で、現在39歳。二人の小さなお子さんがいらっしゃいます。
入社は2023年3月で、主に会社の資金調達や法務などの業務に携わっているということです。

以前は銀行の財務担当として勤務していたという北條さん、転職してきた岩谷技研で働く中で、一人ひとりが高いレベルで団結して仕事に取り組む姿勢に感銘を受けたと言います。特にスペシャリストが集結している岩谷技研ですから、他社とはずいぶんレベルもパフォーマンスも違うと感じていたのかもしれません。

北條さんは現在、会社法や金融商品取引法などの法律について学びつつ、上場に向けてどのような取り組みが必要か考えながら仕事に取り組んでいるとのことです。

江別研究所に行くとやる気が上がる?

気球を作る工場である江別研究所にはもう行かれましたかと聞くと、まだ入ったばかりということもあって行けていないということでした。

本社のメンバーからは「早く行った方がいい」「江別研究所に行くとやる気が出る」という話を聞かされているようです。やはり実際の気球やキャビン、開発している状況を目の当たりにすると、今やっている仕事がどのように実を結んでいるのかを見られるので、とてもやる気が出てくるそうですよ。

我々インタビュアーも、江別研究所にお邪魔するたびにテンションが上りますから、当事者の方ならなおのことかもしれません。

故郷のプラネタリウムがきっかけに

岩谷技研に入社したきっかけについてお聞きすると、「子供の頃から宇宙が好きでした」と。子供の頃の憧れを仕事で実現できると感じたからだと語る北條さん。

宇宙に対する興味を抱いたキッカケは、出身地である帯広にプラネタリウムや天体望遠鏡があり、それらを通じて宇宙について学ぶ機会を得ていたことが大きく影響しているとのことでした。

プラネタリウムや天体望遠鏡で見た宇宙と、気球に乗って眺める宇宙の違いについても、いつかお聞きしてみたいですね。

趣味は楽器!バンド活動をしていた過去も

北條さんに趣味についてお聞きすると、楽器演奏(ベースとシンセサイザー)ができるということでした。なんと、高校時代から30歳くらいまでバンド活動をしていた経験を持つ本格派!

そういえば電子科の橋本さん、柳田さんも楽器演奏ができるという話がありましたし、これをきっかけに岩谷技研バンドを結成できますね!と我々インタビュアーが勝手に盛り上がって笑いました。

現在は楽器を弾く機会が少なくなっているそうで、休日の楽しみは、6歳と3歳の可愛らしい娘さんと遊ぶことだそうですよ。

今後の目標と成長への意欲

岩谷技研における北條さんの今後の目標は、これまでは銀行で事務を統括するような役職だったので、その経験を活かして岩谷技研でもそのような存在になりたい、と意気込みを聞かせてくれました。

そのためには、札幌本社や江別研究所で働く皆さんをよく知り、相手の感情を理解して、より働きやすい職場環境を作り上げることが重要だと考えています。

開発に携わる方たちが仕事に集中できるよう、無駄な労力を割かないで済むよう、事務的なサポートを行いながら、岩谷技研の成長に貢献したいということでした。

宇宙への興味や音楽への情熱など、多様な面を持つ北條さん。物腰柔らかな話し方と豊かな人間性が、今後の岩谷技研の更なる発展を担って行くことを感じたインタビューでした。