岩谷技研に江別市長が表敬訪問!江別市民、教育界からも熱視線

2023年10月16日、江別市長の後藤好人さんが岩谷技研を訪問し、江別気球工場の見学に訪れました。

市長は終始ニコニコと笑顔いっぱいで、岩谷社長とお話をしていたり、キャビンを覗き込み乗り込んだり、興味津々の様子で見学され、見学を終えた後には「面白かった」とご機嫌で周りの市職員に伝えていたそうです。

11月24日に江別市役所で開かれた定例記者会見にて、後藤市長より岩谷技研についての発言があるとの情報を得て、我々取材陣は市役所広報公聴課をたずねました。

札幌から江別市内に本社を移転

江別市役所で開かれた定例記者会見では、12月8日に岩谷技研の本社が江別市大麻中町にある道央農協旧大麻支店へ移転することが明らかにされました。この場所は江別気球工場にも近く、本社も江別に集約することで事業の効率化が図れると説明されたそうです。

後藤市長は岩谷技研の話題になるとにこやかな表情で、「夢のある企業が江別に来てくださった」と話し、岩谷技研のことを「オンリーワンの企業である」と表現し「非常に期待している」と何度も何度も言っていたことから、言葉に熱が入っている印象を受けたと広報公聴課の方が教えてくれました。

江別市を「人にも企業にも選ばれる、笑顔あふれるまち」にするという目標を掲げる後藤市長は「岩谷技研に選んでもらった!」と大変喜ばしく大歓迎している様子。江別に来た人に住んでみたいと思われるまち、人々の笑顔があふれ、企業からも魅力的に映るまちを目指していることから、江別を選んで良かったと思われるよう、今後もオール江別で岩谷技研を応援し支えてくれることと思います。

夢のあるスタートアップ企業への期待

キャリア教育の一環として江別市教育委員会からの依頼を受けた岩谷社長が、別第三中学校にて「“やってみる”からはじめよう!」と題した講演会を行なってくれたことにもとても感謝されていました。

キャリア教育は、子どもが夢や希望、憧れる大人のイメージを持ち、将来自分らしい生き方を実現するための力を育みます。やってみることと失敗することの大切さを語り、夢を見つけるためにも自分に正直に好きを見つけることが大事という岩谷社長のお話しには、子ども達も目をキラキラさせて聞いていました。

また、2023年10月には2日間に渡る職場体験に協力し、10名の中学生を江別気球工場に受け入れました。生徒達は「製造業」と聞かされ何を作っているのかを詳しく知らずに工場に来たので、宇宙に行くための気球を作っていることに最初は驚きでいっぱいでしたが、実際に気球を体験製作し宇宙への興味と関心も大きく膨らんだ様子でした。職業体験の感想文には、感謝の気持ちと宇宙旅行への希望が綴られていました。

気球で宇宙に行くという飛び抜けた事業を行なっている宇宙関連のスタートアップである岩谷技研には、より良い未来を子ども達の世代につないでくれるにちがいない!との期待が高く、今後もぜひ協力を続けていただきたいと考えているようでした。

新しい雇用の創出と地域活性化への感謝

江別気球工場が開設した時にもパートの雇用がありましたが、今後さらに事業が拡大するにつれ新たな雇用が生み出されていくのでしょう。岩谷技研が江別に来てくれたことで、「地域の活性化が起こっている」「本当にありがたい」「素晴らしい」「期待しています」「自分も気球に乗ってみたいです」など、お話を聞いた関係各所の職員の皆さんからも感謝と喜びと期待の言葉をたくさんお預かりしてきました。

改めて私たち取材陣も江別市民の一員として、岩谷技研に「江別に来てくれてありがとうございます!」と心からお礼したいと思った取材となりました。