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Archive for 12月, 2022

北海道大学に通う学生の吉川敬太さんにインタビューを試みたところ、「恵迪寮(けいてきりょう)に住んでるんですよ」と言われて、「あの恵迪寮に住んでるんですかー?!!」と、ものすごい勢いでくいついてしまいました。今回はインタビュアーの趣味から、「恵迪寮」の話題が8割です。

※吉川さんの「吉」は土(下の方が長い)に口の旧字。

 

恵迪寮といえば、赤フンで寮歌でしょ?

原子炉工学研究室で発電、安全の研究をしているという4年生の吉川敬太さん。大学院に合格し進学予定で、今は卒論をがんばっているところだそうです。

名古屋出身の吉川さんは「母親がテレビで恵迪寮の様子を見て気に入り「あなたは北大に進学して恵迪寮に住みなさい」となぜか決められて、それで北大に進学した」と話してくれたのですが、お母さま?!本気ですか?と驚きました。

ちなみにお母さまがご覧になったのは、2015年冬に放送された「ドキュメント72時間〜北の大地の学生寮〜」。現場にカメラを据え、そこで起きる様子を72時間にわたって定点観測するNHKの人気ドキュメンタリー番組ですね。

恵迪寮といえば、赤フン姿で寮歌を歌うバンカラなイメージがありませんか?最近の大学生にはあまりバンカラな野蛮なイメージはないにしても、恵迪寮は北海道一カオスな場所で、共同で生活する部屋はどこも恐ろしく汚いと噂で聞いたことがあります。

「いやいや、みんなちゃんと住んでますし」と苦笑いする吉川さん。吉川さんが岩谷技研でアルバイトするようになったきっかけも、恵迪寮に住んでいた院の2年生サクライさんに誘ってもらったからで、同じくR&Dでバイトする石川くんも恵迪寮の仲間です。確か、松本さんも恵迪寮出身だったような・・・と次々名前が上がるので岩谷技研と恵迪寮には、ただならぬ関係性を感じます。

それはさておき、吉川さんは恵迪寮の執行委員をつとめていて、「炊務」の時は400人分の炊き出しをして大変だったけど、楽しかったと言います。100年以上の歴史を持ち約400人が暮らす恵迪寮は、衣食住すべての運営を学生自身が行う、全国でも4箇所しかない自治寮。「恵迪寮の建物は網走刑務所がモデルになっているんですよ」との説明に我々取材陣は大爆笑!

そんなカオスな空間で生活している吉川さんも、去年の夏に江別気球工場内を整理した時には、土埃が酷すぎて防塵マスクをしてやっていたと「一階がこんなにキレイになるとは思わなかった」と当時のことを思い出して話してくれました。現在も江別気球工場の2階を片付ける作業をしていますが、きっと2階も驚くほどキレイになるに違いありませんね。

 

3Dプリンターを使ってみたかった

他にも江別気球工場での主な仕事は、3Dプリンターの調整、「溶着機」の調整など。「溶着機」は北澤さんが教えてくれた手作業を自動化できるように作ろうとしていた機械のことですね!名前が付けられ、着実に進化しているようです。

3Dプリンターは繊細で少しでもずれると出力がうまくいかないので、こまめなメンテナンスが必要なのだそうです。各種の部品作りは業者に頼むと納期もかかるので自分達で作った方が早い!と、3Dプリンターは岩谷技研にはなくてはならない重要な機械です。

大学の研究室でも3Dプリンターがないところの方が多く、使ってみたいという思いがあったので、岩谷技研ではまず3Dプリンター使い方を勉強させてもらえたのがありがたかったそうです。もともと宇宙にも興味があったので、やりがいと楽しさを感じている様子でした。

 

【後日談】恵迪寮に行ってみた

網走刑務所を模したという恵迪寮をぜひ一度見てみたいと言うと、ちょうど寮祭が行われ一般公開されるというので、吉川さんを訪ね恵迪寮に潜入してきました。

この日は、「一般の方が来るのでいつもよりキレイに片付けてあります」と学生の皆さんは言っていましたが、十分に足の踏み場がないほど汚くてカオスでした。でも、この環境を楽しんで青春を謳歌しているみなさんをとても逞しく素敵だと思いました。

岩谷技研の中でも、彼らの熱い恵迪寮魂がおもしろい化学反応を起こせるような気がしました。

 

岩谷社長の原点

ちなみに、恵迪寮の南側には北海道大学の広大な農地があり、多くの羊が暮らしています。

北大の学生だった岩谷社長は学生時代、この場所で風船「1号機」をはじめ数々の風船を飛ばし実験を行ったそうです。

岩谷社長・岩谷技研の原点がここにあるのかと思うと感慨深いものがありますね。

江別気球工場でお仕事をされる前は「土器の復元」のお仕事をされていたというOさん。じつは気になっていることについてお話ししてもらいました。

 

過去から未来へ?!

「以前は建築関係の仕事をしていたり、ここで働く前は土器の復元の仕事をしていたんですよ」と教えてくれたOさん。江別には「江別式土器」と呼ばれているものがあるほど、遺跡などが多く存在しています。江別気球工場がある大麻地区は、昭和30年代に札幌市の住宅不足に対処するために開発された比較的新しい街だと思われがちですが、江別気球工場の近くにある大麻中町の「大麻5遺跡」辺りは縄文時代の集落跡だったそうです。

そんな縄文時代から人類の営みがある江別で、今こうして人類初の気球による宇宙遊覧旅行に向けての技術開発が行われていることに深い感慨を覚えるのは私だけでしょうか?

それはさておき、土器の復元作業なんて、うっかり手元が狂い割ってしまっては大変!失敗が許されない緊張感と細かい作業を想像しただけで肩が凝りそうです。気球も人の命を乗せるもの、失敗や事故があってはいけません。緊張や責任感は感じますが、細かい手作業やモノを作ることが大好きというOさん。溶着作業の時にも間違いや失敗がないように何度も何度も、自分がやったところをよく見て確認するのだそうです。

 

取材陣に逆インタビュー

さて、メイトさんにはいつもこちらから質問をするばかりなのですが、Oさんから「ここの印象はどうですか?」と我々取材陣にまさかの逆質問がありました。

いつお邪魔しても快く受け入れ、質問にも丁寧に答えてくれて、誠実で温かい方達ばかりだなと思っているので、働く皆さんの人柄の魅力も岩谷技研の大きな魅力だと感じています。

「いつも皆さんに会うのが楽しみで、考え方や思いを聞くのはとても学びになります」と答えましたが、質問に答えるって結構難しいものですね。

普段、お仕事をされている最中はなかなか趣味のお話しや、考えていること、どんな思いを持って仕事をしているか?などを話す機会はないと思いますが、少しでもそうしたパーソナルな部分に触れると、共通点を見つけたり、親近感を持ったりしませんか?「JOURNAL」が、みなさんの社内間コミュニケーションの一助になればと作成していますが、もうすっかり取材陣が岩谷技研のみなさんのことを大好きになってしまっているんですよね、と笑いました。

「中学校での岩谷社長の講演会にも、みなさんは行けなかったと思うので、ぜひ記事を読んでもらいたいです」と伝えると、話題は岩谷圭介社長のことへ・・・

 

健康第一でがんばってほしい

Oさんは以前に岩谷社長からのメールが朝3時頃に送信されていたという話を聞き、「ちゃんとよく眠れているのかな?」と心配になったのだそうです。

岩谷社長に限らず、実験を行う時には午前4時に現場に集合して作業を開始するようなタイムスケジュールとなることもあり、朝が早いのは仕方がないこととはいえ、睡眠時間を削られたり、体力勝負でもあります。

「忙しいのでしょうけれども、社員のみなさんにはちゃんと寝れる時には寝て、休める時には休んで健康のことを気にかけてほしいと、ついつい思ってしまいます」

聞けば、Oさんの息子さんと岩谷社長が同じ年齢なのだとか。R&Dで働く皆さんも、だいたい同じくらいの働き盛りの年頃かな?と思うと、余計なお世話とは思いつつ、みなさんの健康や体調の事が気にかかってしまうと言います。

まずは健康第一、その上でがんばってほしい。「夢の実現を私も応援したい」という気持ちでお仕事をされているのだそうですよ。Oさんは、愛情のこもった眼差しで周囲のことをよく見ていらっしゃるのだなと感じました。

空やプラネタリウムが大好きというHさん。岩谷技研で働くようになってから、空を見上げる機会が増えた・・・という方も多いのでは?

 

空を見上げてみよう

窓辺に行き見上げれば必ずそこにある空は、一番身近な自然。空を見上げる時には、背筋が伸びて胸が開く姿勢に自然となり、胸が開くだけでも交感神経が刺激されるため、気持ちが落ち着き前向きになる効果が期待できるのだとか。さらにその姿勢で呼吸をすると、深い呼吸ができ脳や内臓に酸素が行き渡ります。遠くの空や流れる雲を眺めているだけで、目の筋肉を緩める効果もあります。空を見上げると、良いことがたくさんありますね。

 

質問しやすい雰囲気

同じく空が好きだというHさんのご主人が岩谷技研の求人を見つけて、「こういう所で働けたら楽しそうじゃない?」と勧めてくれたのだそうです。Hさんもありきたりではない仕事内容におもしろそうと興味が湧き、ちょうど仕事を探していたタイミングでもあり思い切って応募してみました。

Hさんは、以前は販売業務をされていたので、面接の時には「人と接する接客の仕事と全然違い、工場での作業は黙々と行いますが大丈夫ですか?」と、今までの職種と全く別の分野であることを気遣った質問をしてくれたのだそうです。「もともと手作業も好きなので大丈夫です」と答えたんですよと教えてくれました。

工場がオープンするタイミングで採用された皆さんとは、スタートラインが一緒ということで、安心感を持って働き始めることができました。「気球のことはわからないことが多いですが、発言しやすい雰囲気があるので、気になったことはすぐに質問できます」。他の方がした質問を聞くことも、勉強になることが多いと感じています。自分では思いつかなかった意見や考え方に気づくことができ、日々もっとがんばろうと思うのだそうです。

 

平日と土曜日の雰囲気の違い

メイトさんは主婦業の方が多いので、土曜日にお休みを希望する方が多いそうです。シフトの組み方も、その人のライフスタイルに合わせて、希望した曜日に休みを取りやすいように工夫されている様子です。Hさんは、「私の場合は、土曜日にシフトを入れたい」と希望しているのだと教えてくれました。

メイトさんが多い平日では、和気あいあいと相談しながら「働きやすさをみんなで作っているような感じがあると思います」と話してくれました。

学生アルバイトが多い土曜日は、普段はしっかりしていて、頼りになる親切な学生さんが、学生同士で賑やかに話し合う様子が楽しそうで微笑ましく感じているそうです。平日と土曜日では、工場内の雰囲気がずいぶん違って、それぞれに良さがあって楽しいのだそうです。

 

いつの日か気球に乗って大好きな空に行きたい

「実験が成功した」という話が聞こえるたびに、自分達が作った気球が大好きな空に近づいて行っているのだなと思い、心の中でとても嬉しい気持ちになっているのだそうです。Hさんの仕事の様子や気球の進捗具合に興味津々の旦那さんにも、話せる範囲で様子を伝えると「ワクワクするね」と「いつか気球に乗って、空の中に入って満天の星空を見てみたいね」とご夫婦で話が盛り上がるのだそうですよ。とっても素敵ですね!

岩谷社長が作った絵本「うちゅうはきみのすぐそばに」を読まれた方も多いと思いますが、江別気球工場で働くメイトのMさんから、「ここで働くようになる前から、その絵本が家にあったんですよ」というお話を聞かせていただきました。

 

絵本「うちゅうはきみのすぐそばに」

Mさんは、3歳と6歳のお子さん二人を育てるママさん。M家では、毎年クリスマスになるとおばあちゃんが孫たちへ絵本をプレゼントしてくれるのだそうです。もうずいぶん前におばあちゃんから贈ってもらった一冊の中に「うちゅうはきみのすぐそばに」がありました。

一般的に「宇宙」とされているのは、大気がほとんどなくなる上空100キロメートル以上のこと。札幌市を起点に考えると洞爺湖までの距離が約110km。約100kmだとちょうど植松電機(人気小説「下町ロケット」のモデルとも言われているロケット開発の会社)のある赤平市に到着します。ものすごく遠い場所とされている宇宙ですが、洞爺湖よりも近いといえます。 ちなみに札幌〜江別間は約20kmほど。

「うちゅうはきみのすぐそばに」は、宇宙の入り口は行くことのできるNearSpaceであるということを実感してもらえるよう、0m、20m、100m・・・・・・地球から少しずつ離れていくとどうなっていくのかを、みねおみつさんの素敵なイラストで表現し、 地面から順を追って宇宙に行ってみる絵本です。

いつもの見慣れた街の景色から、普段は見上げるだけの空、そして、空の上はいったいどんなふう?美しく細部まで描かれた絵が気に入って、Mさんのお子さんたちも好きでよく読んでいるのだそうです。ママが岩谷技研で働くようになり、ご家族にとってさらに特別な一冊となったのではないでしょうか?

 

もしかして絵本の作者の同一人物?

Mさんがネットで岩谷技研の気球工場の求人を見つけ応募した時には、絵本と岩谷技研が頭の中では全く結びついていなかったのだと言います。

入社して働くようになってから、あれ?もしかして家にある絵本の作者「いわやけいすけさん」は社長の「岩谷圭介さん」なのかな?と思うようになり、工場内に置かれた岩谷圭介社長の書籍の中に「うちゅうはきみのすぐそばに」を見つけた時に、やっぱりそうだったのか!と確信し、さらに岩谷社長にお会いした時には「前にテレビで観たことある人だ!」と気がついたのだそうです。

岩谷社長が一人でふうせん宇宙撮影に取り組んでいた頃から、メディアの注目度は高く、「大泉洋の驚きジャパン」「情熱大陸」「クレイジージャーニー」などのテレビ出演が多数ありました。当時はさほど意識せずに観ていた番組かもしれませんが、こうして点と点がつながった時というのは、驚きと同時にワクワクするような感動を覚えますよね!

 

わからないことがあっても大丈夫

それまで子育てに専念されていたというMさん。生活リズムの変化や仕事と家庭との両立など、最初は不安や心配もあったそうです。特に子どもと過ごす時間がほとんどだった生活から、仕事を始めたことにより大人達との関わりがスタートしました。働いてみると「みなさん、とっても優しい」と、今では最初の不安はすっかり吹き飛んだ様子です。

仕事もグループで行うので、「一緒にやろう」と声をかけてくれたり、わからないことがあっても教えてくれるので大変ありがたいのだそうです。

メイトさんはシフト制でお仕事をされているため、前日の仕事の続きと言われても前の日にお休みだった場合、すぐにはわからないこともありますよね。お互いに教え合い、協力し合い、チームワーク抜群で働きやすいと感じている様子がお話からうかがえました。

「大麻駅前の元パチンコ屋が気球工場になった?と不思議に思っていた。これはぜひ詳しい話を聞いてみないと」と、江別市・大麻地区の自治会長らが集まる組織である大麻地区自治会長役員研修会に招かれ、取締役 制作広報部長の仲さんが「今週末宇宙行く?」と題し講演会を行いました。

 

天才がつくった会社「岩谷技研」

「岩谷技研は、岩谷圭介という36歳の天才が、2016年4月に起業して作った会社です」と会社の紹介から始まった仲さんのお話は、流暢でユーモアを差し込みながらも説得力とロマンがあり、参加者の皆さまをぐんぐん宇宙の世界へと引き込んでいきました。

ガス気球で地上から 25 ㎞まで、自転車の速度くらいでゆっくりと2時間かけて上昇するので、街が小さくなっていく様子を眺めながら、空の景色も楽しみつつ、丸い地球を見ることができる宇宙の入り口で1時間の宇宙遊覧・・・仲さんの話を聞いていると身体がフワフワと浮かんでいくような気分になります。

 

眼下に青い地球、頭上には満天の星!

気球による地球の撮影では無人の状態でシャッターを切るため、カメラの露出は太陽に照らされて明るく輝く地球に合わせて設定します。そのため天空に広がる宇宙は真っ黒に写ってしまいます。ですが人間の目はレンズよりも性能が良く、明るい光から暗い光までバランスよく見ることができるため、成層圏に浮かびながら頭上を見上げると満天の星々が見えるのだそうです。さすがは本職がカメラマンの仲さん。今まで 25 ㎞からみる宇宙の写真は深い漆黒が広がるだけなのかと思っていたのですが、実際に25km上空に行くと地球も星空も同時に眺めることができるのですね!ますます宇宙遊覧を体験したくなりました!

 

飲食しながらのんびり宇宙遊覧 「地球見風呂」も?

「お風呂を作ってほしい」という投資家さんからの熱い要望も頂いているのだとか。無重力状態の宇宙ステーションでは、お風呂に入ることはできませんが、1Gの重力がある気球では「地球見風呂」が実現可能なのだそうです。

現在の宇宙旅行で使われているロケットとガス気球での宇宙旅行の安全性や価格などを比較し、「誰でも頑張れば用意できる程度の価格で、訓練や鍛錬の必要がなく、幼児から年配者まで一緒に家族で行ける唯一の手法がガス気球です」と説明されました。

江別気球工場では、この宇宙旅行を実現させるための気球を作っているのだということに参加者の皆さんは興味津々の様子です。

 

江別気球工場について

現在、岩谷技研では約60名が働いていますが、そのうち江別気球工場で働くパート(メイト)は12名。「江別で採用したこの方達が、とても優秀で生産性が高い」と仲さんは絶賛!作業についても覚えが早く「こんなの家事よりずっと楽ちん!」とすごいスピードで正確に気球を作っていくので開発職の社員たちもびっくりしていると話していましたよ。

「江別気球工場で働くパートを今後100名に増やしたい」という岩谷技研の計画については、江別でそんなにたくさんの雇用を生み出す壮大な事業が行われていることに参加者さんがびっくりした様子です。

そして、立命館慶祥高校、北海道情報大学、北電研究所などから敷地を使ってくださいとの申し出があったり、江別市の人たちがとても好意的で協力的だと仲さんが「江別に来てよかった」と感謝を伝えると、嬉しそうな様子で、頷く方もいらっしゃいました。

 

質疑応答でたくさんの質問が

最後に参加者さんから質問を受け付けると、「気球に乗る時の服装は?」「健康診断はするのか?」「資金調達はどうしているのか?」「着地地点はどうするのか?」「気球の素材は?」「映像を見るとけっこう揺れてるけれども、エンジンを付けられないのか?」といった沢山の質問がありました。

「キャビンの中は空気で満たされ温度も気圧も保たれているので、普段着で乗れますが、宇宙旅行気分を楽しんでいただくために気密服を着てもらうことも考えています。ところで皆さん、トイレはどうすると思いますか?」と宇宙の雑学を交えながら全ての質問に次々と答え、参加者さんも疑問が解消され、なるほど〜と納得の表情。

 

岩谷社長と仲さんの出会い

講演の中で、岩谷社長が北大在学中に活動を始めてまもなく、4人の大人が自然に集まってプロジェクトに協力した。自分もそのうちの一人だったという話題があり、「岩谷さんとの出会いをもっと詳しく教えてほしい」という質問もありました(すでにこの社内報ブログでご紹介した中臺取締役も、その最初期メンバーの一人だそうです!)。

仲さんは、北海道の大学生が気球を使った撮影にたった一人で取り組み、日本で初めて小型カメラと気球による高度 30 ㎞ からの「ふうせん宇宙撮影」に成功したというニュースで岩谷圭介社長のことを知りました。え!?日本にもそんな面白いことに挑戦する若者がいるのかっ!と驚いて協力を申し出て、以降「ふうせん宇宙」の撮影に関するあれこれを担当してきました。

2018年6月には、宮古島上空で魚を気密型専用キャビンに搭載し打ち上げた「ふうせん宇宙撮影:生物プロジェクト」にも参加しました。

無事に熱帯魚の「ベタ」を帰還させることに成功すると、大人たちが口を揃えて「魚を飛ばせるなら次は俺を飛ばしてくれ!」と言ったのだそうです。岩谷社長は、少し考えて「うん、できますね」と答え、死ぬほど宇宙に行きたい仲さんは、今では生まれ育った東京から移住し、道民・札幌市民となって岩谷技研を支えています。ここだけの話ですが、仲さんは岩谷社長の話をする時に声色と話し方を真似るのですが、それが少し似ているのでつい声を出して笑ってしまいました。

 

自治会の皆さんの感想

講演会終了後、この研修会を企画した自治会役員の方が、「仲さんとメールのやり取りをしていたので会えるのを楽しみにしていた。メールだけでも人柄が素晴らしいと感じていたが、お会いしてさらに素晴らしい方だと思ったし、岩谷技研のファンになった。岩谷社長にもぜひお会いしてみたい。こちらこそ江別に来てくれたことが本当にありがたい」と伝えてくれました。

今日のお話しを聞いただけでも、宇宙についての知識と興味が深まり、素晴らしい講演会だったと評判でした。